主人公は、25年前にパンクバンドで燃え尽きたダメなおっさんたちと音楽出版社の若いダメOL・・・
ロードムービーだからそれぞれが変化を見せていくのは当たり前だが、絵に描いたような成長はない・・・
ダメで何が悪い? ダサさって何だ? オレはこれがやりたいんだよという気迫と熱さと。
そんな衝動に忠実に生きるしかないやつらがちょっとカッコよく見えてくるのだが、
それでも当たり前のカッコよさには決して落ち着かないところがまた、たまらなく切なく、愛おしい・・・


ラベル:少年メリケンサック 感想
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